扁桃周囲膿瘍の治療の第一歩、
手術についてです。
扁桃周囲膿瘍の診断が下って即入院、即手術となったわけですが、扁桃周囲膿瘍の手術とはどのようなことをするか、実体験をお伝えします。
まず最初に、痛みです。
入院が決まるまでの数日、喉の痛みにすべての感情を支配されてきたわけですが、手術はこの数日の痛みを10分間に濃縮したような痛みでした…
手術、というからには、きっちり麻酔して眠っている間にすべてが終わる、ってイメージするじゃないですか。
違うんです。
まず手術室に入らない。
私の場合は診察室に隣接する措置室で手術が行われました。
手順1 麻酔
局所麻酔です。歯医者さんのあれを思い出していただければ概ね合っています。
ただし激痛です。そりゃあ眠れないほど痛んでいる患部に針をぶっ刺すわけですから痛いに決まってますよね。
手順2 切開
麻酔がきいてきた頃合いを見計らって膿瘍(膿が溜まっている患部)を切開します。
麻酔がきいていると思って安心するのは早計。歯医者さんでも経験がある方もいると思いますが、部位によっては麻酔関係なく激痛が走ります。冷や汗ダラダラ、痛みに悶絶しながら3,4箇所にメスで切れ込みを入れます
手順3 排膿
膿瘍に切れ込みが入るとダラっと膿が流れ出すのですがそれだけでは不十分、何かしらの器具を用いて患部をしたり絞ったり(?)しながら膿の排出を促します。
しつこいようですが麻酔は当てにならず激痛が走るので全く油断できません。
以上です。
簡単な手術ですが、診療明細にはしっかりと”手術”と記載されます。
そして何より痛い、情けないくらい繰り返しますが痛いです。。